ポルトガルななめ歩き
2003.04.22
●カルダス・ライニャ&オビドス● 日帰り旅行

微妙〜な天気だったけど、日帰り旅行することに。
カルダス・ライニャは陶器メーカー「ボルダロ」の工房がある町。オビドスは青と黄色に塗り分けられた可愛い家並で有名。
実はカルダス〜にはそんなに興味なかった。ボルダロってそんなに好きでもないし・・・。でもオビドスに行くのに、カルダスでバス乗り換えが必要なのよ。

リスボンのREバスターミナルから大型バスに乗り、1時間ちょっとでカルダス着。やっぱり地味?な感じ。ターミナル付近は特にさびれてて、暗いショーウインドウに古いマネキンが並んでる。
そこから10分くらい歩いた広場の朝市は・・・これまた活気がなかった。11時くらいだったからかな〜?
そのまま町をつっきり、ボルダロの工房&ショップへ。


工房裏手にはレストランもある。


道端のお店の壁にもボルダロ?

興味なかったけどねえ、さすがにこうやってみると可愛い!当然、質もいいし。しかもカップ1コ2ユーロとかでっせ!?30cm大の巨大魚&カニの器もせいぜい50〜85ユーロ。うええ、すいません私の作品の価格〜。もちろん日本で買ったらこの3〜5倍の値段だけどね。

と、意外にボルダロを堪能して、オビドスへ向かう。
数十分で着いた頃にはガンガンに晴れ!それは良かったけど、もうお腹がすいてすいて、狭い町をレストラン探して走り回ってしまった!なぜか今日は閉まってるレストランが多かったのよ。お土産屋は開いてるのに〜。結局「歩き方」に載ってる店に入った。あまりにもガイドブック通りの店にばかり入るのもつまんないんだけど、仕方ない。

「ソラ豆とスペアリブの煮込み」と「今日のスープ」を注文。どちらもとてもおいしかった。ヴィーニョ・ヴェルデ飲みたかったけど・・・今日もまた予算オーバー中なのでガマン!!

お腹も落ち着き、改めて散策開始。どこを向いても絵ハガキみたいに可愛い。けどちょっと物足りないかなあ?泊まってゆっくりしたら、もっといいかもしれないけど。洗濯物も演出っぽく見えちゃうというか。


晴れた日のお散歩には最適な町並み。

ただ、感心したのが公衆トイレのきれいさ!!ポルトガルって歴史的な町には結構公衆トイレが設置されてるのよね〜。オビドスも小さいのに、少なくとも2箇所見かけた。片方しか使ってないけど、ピッカピカ。気持ち良く使えましたわ。
そういう細かい点でも好感もてたけど、やっぱりもうちょっと「人いきれ」が欲しかったかな?
 

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