ポルトガルななめ歩き
2003.05.10
●アヴェイロ●行ってはいけない?

午前中はポルトのボリャオン市場等を見物。市場はもういいか〜と思ってたけど、やっぱり楽しかった!私もこういうとこで野菜とかサラミ買い込んで生活してみたいなー。生きたニワトリはさばけないけど。。。

ここの2階に目立たないけど、レイタオンアサードを食べられる店がある。中には小さいオーブンしかないのでここで焼いてるわけじゃないけど、1人分5.5ユーロだし、同じ皿に酢漬けの野菜も乗ってくるので、時間ないけどちょっと試したい向きにはいいのでは?おじさんも味のある風ぼうで良かった。
ただ次回来るときは「この店のがベスト!」って所で味わってみたい気も。

さて、アヴェイロに移動。普通列車で1時間ほどで到着。でもアヴェイロの駅は町の中心から遠い。そして・・・そして・・・心構えはしていたのだが。肝心の運河は・・・「ドブ川???」
し、失礼!でもホントなのよお〜!(※'03年の話ですので、今は知りません)

誰が言ったのよ「ポルトガルのヴェネツィア」って。まあヴェネツィアの運河も臭いかもしれんが、規模が違いすぎ。これをそう言うなら、神田川だって矢切の渡しだって、「東洋のヴェネツィア」だわい!!!もしくは淀川でビール飲んでる方がよっぽど風情があろうというもの。そんな冠わざわざつけるからいけないと思うのよ。アヴェイロはアヴェイロじゃ。

短期旅行でわざわざ時間つくってここに来るなら、ポルトを1泊増やした方がいいかもよ?もっとも悪い点ばかりではない。なんだか知らないけど、宿のお姉さんもレストランの女の子も、とても感じがいい。なんとなくポルトガルに来て最も「シネーゼ」って目で見られなかったのがここ。宿のお姉さんなんて、1泊しかいなかったのに、次の日妙にウルウルしていた!

そしてもう一つ、お菓子の「ウォヴォ・デ・モレーシュ」!(あれ?名前合ってると思うけど)まさに日本の「もなか」みたいなのの中に黄身あんが入ってて、すごく美味!ここの銘菓らしく、リスボンでも同じの食べたけど、パサパサで全然おいしくなかった。リスボンにも美味しい店はあるんだろうけどね。でもこれだけのためにアヴェイロ来てもいい。

と、そんなこんなで「過剰に期待しなければ」また行ってもいいアヴェイロなのだけど・・・ワシもう同じホテルには泊まれないカモ。ホテルの鍵、うっかり持ってきちゃったのだ〜!!!あとでリスボンの郵便局から送り返したんだけど。うえ〜、いいお姉さんだったのに。(つか向こうも忘れてたのだが)

 

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