ポルトガルななめ歩き
2003.05.11
●コインブラ●大学図書館

アヴェイロを出て、コインブラに着いたのは午後3時頃。宿も駅から徒歩3分程の所に落ち着けた。部屋はすんごい狭いけど、シャワー・朝食付き15ユーロ。おお、さすが学生の町!

さっそく「コインブラ大学」に向かう。大学が観光スポットっていうのも面白いけど、敷地内にある図書館の内装がすばらしい。確かハリーポッターのセットの参考になったとか?
何も図書館にここまでしなくても・・・というような豪華な装飾、そして天井まで届く本棚。でも本があるのは壁際だけなので、広さの割りに冊数少ない気がするんだけど。


なんか全部が額縁みたいな内装?

まあ普通に考えて、ポルトガルの観光ポイントって、リスボンのベレン&ポルト歴史地区&コインブラ大図書館、でいいような・・・こう書くと「わかってない!」みたいなお叱りを受けるかもしれないけど、要するにな〜んも考えず、ツアー感覚で来て「へ〜、すごいね。」って思える所、って意味よ。

なぜかここではやたらとイタリア人の団体に会った。彼らにイタリア以外の国で会うと、ほんっとにその面白さが良く分かる。
「マイ ネーム イズ ヒロシ〜!」
とかわけわからんこと言ってきたり。
しかもその友達に「ヒロシって県名じゃん」とか言われてる。
そりゃ広島だ。

もうポルトガル人1人が話しかけてくる間に、イタリア人なら10人話しかけてくるね。やっぱりシャイだよポルトガル人。シャイなのはいいけど、後ろから「シネーゼ」とかぼそっと言われるとな・・・。あれやられるのならねー、さすがに蝶よ花よ???と寄ってくるイタリア人のが可愛げがあるわい!

その後は教会見たり、コインブラぶらぶら〜。あるHPで「コインブラは哀愁の町」と書いてあったけど、そうでもない。そんなに古くない建物が多いはずなのにボロボロなので、そう感じるのかも。でも5月8日広場付近は割りとにぎやかだし、この日はちょうどレプブリカ広場で物産展やってて面白かった。ただそう長居したくなるような町ではないなあ〜。

ところで、ぜひ挙げて置きたいのが「シャンファナ」!コインブラの郷土料理で子ヤギの煮込み。見た目が真っ茶色なだけで、とても美味しく撮れそうになかったんで撮影しなかったけど、味は気に入った。意外と肉も柔らかくさっぱりしているので、肉好きな人はお試しあれ。それ程クセは感じなかった。むしろ一緒に入ってたジャガイモの塩辛さのがすさまじかった!

シャンファナと今朝アヴェイロで食べたお菓子「ウォヴォシュ・モレーシュ」は旨いものリストに載せてもいいな。ウォボシュ〜は黄身あんのモナカみたいなお菓子。何気にポルトガル料理はほんと口に合うなあー。食べ物との相性って重要だよね。
 

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