ポルトガルななめ歩き
2003.04.20
●リスボン(3)● カラコイス

昨日はまだしも、今日は下手するとゴーストタウン?ちなみに今日が「聖日曜」。毎年移動する祝日なので注意が必要!
既に予算オーバー中なので、まず明日からの宿探し。まだ乗っていなかった地下鉄で、2駅ほど離れた所の宿をあたってみる。あいにく目当ての宿は満室。探し歩いている間に結局ロシオ広場付近まで戻ってきてしまった。


地下鉄の路線は少なく、旅行者にも簡単。

なんとか今までより多少安い(35ユーロ)の宿を見つけ、落ち着いたところで再びベレンへ行く…昨日行っておいて正解!!教会はやってるのに、回廊はクローズ。ほ〜んとに観光客のことなんてちっとも考えてやしない。アジュダ宮殿もやっぱりクローズだった。

そんな間にお昼になってしまった。宮殿付近にもレストランはあったけど、こういう日に開いていて、しかも繁盛しているような所はやや高めな店が多いみたい。「せっかくの祝日だから親戚一同集まってご飯でも」っていうような地元の人が行きそうな店なのね。ロシオ広場付近にも安めのレストランが集まった通りはある。そこまで戻って適当な店に入った。

だけど、そのお店の兄ちゃんがなんか感じ悪かったのだ!!!メニューはワインでビショビショの物を平気で渡す。水も頼んだのに、魚のリゾット半分くらい食べ終わってもまだ来ない。(その後2回聞いてやっと出てきた)他のポル人とか、白人が灰皿たのんだりするとサッと渡すのよぉ〜?

店員、すんごいダサダサのチビ兄弟だったんだけど、以外とそういう人のが感じ悪かったりするのよね。ムカついたんでコーヒーも飲まずサッサと出ちゃった。

歩き回って疲れたし、目ぼしいものは何もやってないので、ホテルに帰ってしばし休憩。その後、夜は「カラコイス」を食べてみることにした。
カラコイス。何かって言うと「カタツムリ」。ガーリック風味の・・・炒めてあるのか蒸してあるのか?わかんない。でもかなり油がきいてる。店頭に網袋に入ったカラを下げたり、イラストを張り出してある店がたくさんある。今ごろからが旬?みたい。


向かって右のお皿がカラコイス


はい出てきたのではなく、
このままお亡くなりになっております。

ものすごい巨大に見えるけど、ドアップで撮ったからよ(念のため)
この外見を見て「じょ〜だんじゃない!!」という方も多いと思う。つか、ほとんどの日本人はダメかもしれん…エスカルゴって角出して死んでないわよね?こちらは角全開、おまけに口まで開いてるからね〜。すごいよ。マジマジと見ちゃったもん。

食べ方は、虫ピンみたいなのでカラから引きずり出して、1匹ずつ食します。あとで食い物コラム書いた時に、カラから出した絵載せるから。(スケッチしてしまったのだ)え?見たくない???寄生獣ソックリっすよ。

でも見た目のグロさが平気な人には、んまい!と思う。ビールにほんとに良く合う。ビール以外の飲物がちょっと考えられないね。サングリアもあったけど、甘い味と合うとは思えん。

しかし、ここにも困った兄ちゃんが1人…私の顔みるなり「ヘイ!ジャパニーズ?」とか言って目を思いっきり左右にひっぱって細くする例の仕草。もうね〜、情けなくて脱力〜。怒る気にもなれない。
悪気があるわけでもないらしく、単に、はしゃいでるのね。でも兄さん結構イイ年そうなんだからさ〜。まあ無視してればいいんだけど、私がもっとポル語覚えてポル人と友好を深められるようになったらね、「そういう差別的な仕草を平気でするのは『たいへんに、みっともない!!!』」ってこと教えたいのよねえ〜。

 

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