ポルトガルななめ歩き
2003.04.29
●ルドンド(2)● 絵付工房に行くぞ!

さあ、一か八かのルドンド移動。もう荷物も持って来ちゃうもんね。宿も予約しちゃったし・・・頼むから今日は絵付させてちょうだいよーん!

1時半頃ルドンドに着き、まず宿へチェックイン。レプブリカ広場付近のカフェの上が宿になっていて、おじさんに言うと中に通してくれる。カフェ脇のドアから2階に上がると、小さいながらロビーもあって意外とちゃんとしていた。バスタブ付シングル17ユーロ。部屋はとても清潔だし、小さな中庭には羊・・・じゃなかった真っ白なすごくカワイイ子犬!


どーだどーだ、カワイイだろ〜???

さて、約束の2時はまわってしまったが(だんだんこっちも時間にアバウトになるわけよ)いざ、工房「オラリア・マクイニスタ」へ。昨日あのあと工房に戻って、閉ざされたドアに念のため「今日来るで!!」ってメモ貼っておいたのよ〜。しかも糊持ってなかったからオロナインで。。。
着いてみると今日は奥の扉も開いている。そっと覗くと、昨日とは違う男の人がまず気づいて手招きしてくれた。

中では5人の女性が絵付している。年配の女性に「セニョーラ・コンセィサォン?」と尋ねると、彼女はお母さんのジュデッテさんで、奥にいた30歳くらいの女性がコンセィサォン・通称サォンさんだった。 そしてもう一人は妹さん、残る2人は近所の子。


カメラ向けても、誰もこっち向いてくれない〜

紹介されてる間もあとからあとから人が増え続ける。サォンは3人姉妹で、別の妹さんが途中入場、さらにサォンのご主人、そしてその息子3人!!!一番上の息子は13歳じゃ〜!
末の妹の旦那さんをみんなが「ボンベイロ!」って言うので猪木かと思ったが、あとで気づいたところ「消防士」でした。。。

さっそく絵付にとりかかるが、トルコにひきつづき案の定・・・直径30cm位の大皿が出てきた。ほんと「まずは小さい物から」って感覚は日本人特有なのかいな?でもこっちの柄はラフなのでまあいいか。しかもみんな図案を転写することもしないのね〜。

適当に描いちゃったけど、線描については歪もうが何だろうが「OK、OK!」だったのが、なぜか彩色にあたってジュデッテ母さんに「グロッソ!」って言われる。グロッソって何やねん?と思ったがどうも「濃い!」らしい・・・濃いと焼いたあとどうなっちゃうんだろ?

しかし「年頃」を既に相当上回ってるだろう、というメンバーもいるのに、トルコを上回る騒がしさ。。。ジュデッテ母さんの絵の具がワシの皿に飛びまくりじゃ!
まあまあ楽しく初日終了。明日は別の描くぞ〜。

 

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